工場案内
大型の研磨機械について
石切り機で切断された鉱石は、研磨機械と職人の手によってピッカピカに磨かれていきます。機械に取り付けられた研磨用のアタッチメントは粗いものから細かなものまで7~8段階に分かれ、表面にできた凹凸の除去から始まり、鏡のように反射するのではないかというくらい美しく磨かれます。大きなものでは丸一日をかけて研磨されるため、まさに根気と職人の技術が必要な工程と言えます。
小型の研磨機械について
工場裏に設置された「バレル」と呼ばれる機械では、鉱石と研磨石を合わせて回転させ続けることで、角が尖っていた鉱石が丸みを帯びて、表面がピカピカになります。川を流れて転がる石が丸みを帯びるのと同様のことがバレルの中で行われています。工場内の「平面研磨機」は、取り付けられたヤスリと研磨剤を使い、鉱石の表面を円を描くように磨いていくことで手触りの良い、つやつやの表面に磨き上げることができます。