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工場案内

外の大きな石切機械について

工場の外に設置された大きな石切りの機械は、県内でも5台とないとても珍しい機械となっております。台にセットされた大きな鉱石を、上部にとりつけられた特殊なベルト(ダイヤモンドカッター)で切断していきます。切断中は固い鉱石が大きな音とともに、水しぶきをあげて切られていきますので迫力満点です。土日祝日のみの稼働となっていますので、是非ご予定を合わせて足をお運びください。

大型の石切機 ダイヤモンドワイヤーカッター 虎目石の切断 切断されたレッドジャスパー

大型の研磨機械について

石切り機で切断された鉱石は、研磨機械と職人の手によってピッカピカに磨かれていきます。機械に取り付けられた研磨用のアタッチメントは粗いものから細かなものまで7~8段階に分かれ、表面にできた凹凸の除去から始まり、鏡のように反射するのではないかというくらい美しく磨かれます。大きなものでは丸一日をかけて研磨されるため、まさに根気と職人の技術が必要な工程と言えます。

ダイヤモンドやすり1 ダイヤモンドやすり2

研磨機に取り付けられたダイヤモンドやすり

研磨機では、粗いものから細かいものまで7段階に分けて研磨されます。時間をかけて細かく段階を踏んでいく事で、鏡面のようなツヤツヤに仕上がっていきます。

研磨をする前と後の比較

研磨をする前と後の鉱石ではその断面の輝きが明らかに違っています。裁断しただけでも十分に綺麗ですが、実は細かな凹凸や傷ができています。それをしっかりと磨くことで鉱石の魅力が最大限に引き立っていきます。

ヒスイのテーブル 反射する研磨面 アイアンタイガーの研磨前 アイアンタイガーの研磨後

小型の研磨機械について

工場裏に設置された「バレル」と呼ばれる機械では、鉱石と研磨石を合わせて回転させ続けることで、角が尖っていた鉱石が丸みを帯びて、表面がピカピカになります。川を流れて転がる石が丸みを帯びるのと同様のことがバレルの中で行われています。工場内の「平面研磨機」は、取り付けられたヤスリと研磨剤を使い、鉱石の表面を円を描くように磨いていくことで手触りの良い、つやつやの表面に磨き上げることができます。

ただひたすらに回り続ける機械たち

バレルは約7日〜14日、平面研磨機は約1日〜3日回り続けます。はるか昔に受け継がれた玉造の手作業の技術は、時代とともに効率化された機械に形を変えていますが、そのおかげでたくさんの綺麗な鉱石を生み出すことができ、数多くの健康グッズを作っています。

バレル

バレル

平面研磨機

平面研磨機

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